Endless Challenge
湧永製薬ハンドボール部は、1969年4月、二代目社長 湧永儀助の発案により創部。以来、「一流のスポーツマンは一流の企業人であれ、社会人であれ」をモットーに、日々トレーニングに励んでいます。これまでに国内4大大会で計56回の優勝を数え、2度のグランドスラム(同一シーズンに国内4大大会をすべて優勝)達成、また全日本総合選手権大会7連覇達成などの戦績を残しており、「湧永製薬といえばハンドボール。ハンドボールといえば湧永製薬」といわれるほど、日本のハンドボール界を牽引してまいりました。オリンピック日本代表選手は計14名選出されております。
2023年シーズンよりチーム名を「安芸高田わくながハンドボールクラブ」に変更しました。製薬企業のチームとして、今後もハンドボールを通じ地域社会で交流の環を拡げ、地域発展のためにさらなる貢献をするという決意を込めて、広島県の「安芸高田」という地名をチーム名といたしました。
海外移籍
2012年より、選手個人の技術力の向上とハンドボールチームの強化、および世界を見据えた選手の教育を目的とし、ハンドボール選手の海外移籍を推進しております。現在までに計17 名の選手が海外への期限付き移籍を経験しております。技術力の向上のみならず、スポーツを通じて世界で活躍できる人材育成を目指しています。
移籍チーム例
ドイツ:Grótta Handbolti(グロッタ)
スウェーデン:Alingsås HK (アリングソース)
アイスランド:Knattspyrnufélagið Hörður(ホルドゥル)
スイス:Handball Club Gelb Schwarz Stäfa(シュテファ)など
地域への取り組み
地元で応援下さる皆様に恩返しをしたいという思いから、1978年より安芸高田市立甲田小学校をはじめとして、地域の小中学生にハンドボール教室を実施しております。ハンドボールを通じてスポーツの面白さと共に、「チームで団結することの大切さ」、「努力することのすばらしさ」を、次世代を担う子供達に伝えてまいります。
練習場所
広島事業所の敷地内には、ハンドボール専用体育館「湧永満之記念体育館」があり、普段の練習場所として、また日本リーグ公式戦の試合会場としても使用されています。
足跡
- 1969
- 湧永薬品ハンドボール部、本社にて創部(当時は大阪)
- 1970
- 全国実業団トーナメント、国民体育大会(岩手)で初優勝
- 1972
- 全日本総合選手権大会で初優勝
- 1976
- 本拠地を安芸高田市甲田町へ移す
- 1977
- 日本ハンドボールリーグで初優勝
- 1978
- 甲立小学校で「ハンドボール教室」を開始
- 1983
- 初のグランドスラム達成
- 1985
- 全日本総合選手権大会7連覇達成
- 1989
- 湧永満之記念体育館完成
- 1990
- 2度目のグランドスラム達成
- 2007
- チーム名「LEOLIC(レオリック)」を採用
- 2019
- 創部50周年を迎える
- 2023
- チーム名を「安芸高田 わくなが ハンドボールクラブ」へ変更